パソコンが立ち上がらないという依頼で行って来ました。

以前からのお客さんで、いざという時のためにバックアップを取っておくようにとお願いしてたお客さんでした。

結果はHDDの交換が必要だったのですが、データはバックアップを取っていませんでした。

このお客さんもそうですが、プライベートで使ってるある程度年配の人に多い発言に「仕事で使ってるわけじゃないし大したデータが入ってるわけじゃないから問題ない」です。

今回もHDDの交換が必要だとお伝えしたところ、すんなりOKが出ました。その時に、「中に入ってる写真は移しといて」と言われたのですが、HDDが故障してるためデータは何も残りませんよとお伝えしたところ「困る!孫の写真が入ってるんだよ」とのことでした。

以前から写真のような取り返せない重要なデータが入ってるのを知っていたのでバックアップを取ることをお勧めし、自力で出来ないなら機材購入とソフトウェアの設定(自動バックアップ)も行うとお話してたにも関わらず、「仕事で使ってるわけじゃないし大したことをしてるわけじゃないからやってもらうほどのことではないし自分でやっとくよ」といわれてたのです。

そして今回のこの状況

「だからバックアップを取っといてって言ったのに~」

実は仕事で使ってるといわれてるデータ(一般的なもの)より、プライベートのデータの方が取り返せないものが多いです。

小規模事業所のデータといえば、経理データや見積・請求等のデータが多いですが、案外一度印刷されてたり伝票が残っていたりと費用さえかければ戻るものが多いです(自力入力する時間がなくても、一時的に人を雇う等で対応できる)

そんな訳で、「大したデータは無い」などといわずに定期的にバックアップを取るようにしてください。

USB接続のHDDなら1万円も出せば買えます。